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SiAlON
SiAlONで世界に革命を
Future
SiAlONで変わる未来。
SiAlONの特性を活かした製品の普及により、従来以上に製品の長寿命化が可能になります。
SiAlONの特長である軽量かつ高硬度な性能により、製品のメンテナンス効率が向上します。
CO2を排出しない環境に配慮したSiAlONの製造法である「燃焼合成」によって、新たな未来を切り開きます。
強み
燃焼合成法による
SiAlON粉末の生成
SiAlON粉末の生成
SiAION
窒化物セラミックスの一つであるSiAlONは、共有結合による強固で安定した構造を持ち、高硬度と優れた耐摩耗性を備えています。高温環境でも機械的強度を維持し、高い耐熱性を発揮します。また、代表的な構造用セラミックスである窒化ケイ素(Si₃N₄)よりも、耐熱性、高温環境下での機械的強度、耐熱衝撃性、耐摩耗性において優れた特性を持ちます。
物質の化学反応時に生じる生成熱を利用して無機化合物を合成するプロセスの事です。 燃焼反応時生じる熱の伝播反応を利用するため, 反応系が-ΔH>0(発熱反応)であれば、最初にわずかなVTエネルギーを加えるだけで合成反応を自己伝播させ、材料を合成することが可能です。そのため大規模VT装置を導入することなく、短時間・省エネルギーで材料合成が可能です。
SiAlONの持つ圧縮強度と破壊靱性によって高品質なボール性能を獲得。
セラミックスベアリングボールは、窒化ケイ素を使用して製造されるのが主流です。 当社のSiAlONを使用した場合と窒化ケイ素を使用したベアリングボールを比較するとボールに求められる重要な要素である圧縮強度や破壊靱性で高い評価を得ることができました。
将来的に需要の高い分野に活用可能
風力発電
風力発電装置の中には主軸用、減速機用、増速機用、発電機用と様々な箇所にベアリングが使われています。また風力発電装置は高所に設置される為、メンテナンスが難しく、設計寿命20年以上の長寿命と信頼性がベアリングに求められています。
自動車
現在主流であるエンジンを使った自動車には、約100個~150個ものベアリングが使用されています。 将来電気自動車へ移行した場合でも多くのベアリングは使用されると思われます。
製造
モノの材料を作る機械の代表として、鉄鋼材料の形状を作る圧延機械があります。 高温化における耐摩耗性を必要とする機械です。
SiAlON粉末の使用用途
耐熱合金加工部品
耐摩耗部品
耐火物部品
SiAlONで高硬度・耐摩耗性・耐熱性に優
れた製品の製造を実現。
燃焼合成法によるSiAlON粉末の製造
燃焼合成法によるSiAlONの生成を実現しています。一般的な製造方法に比べて製造コストを抑えることができます。
製品に合わせた粉砕粒度を実現
ベアリングボールやメディアボール、切削加工用の治具など、製品によってSiAlONを最適な粒度にすることができます。